エコノミクス甲子園に出場した話
ウィ〜〜ッス、どうもSakuyaで〜す。
先日、エコノミクス甲子園なるものに出場してきました。
でもこの大会、学校宛にパンフレットが配られるような大会なんですけど知名度が低いんですよ。
それにインターネット上での情報が少ない。
そんなわけで、時が過ぎて忘れないうちに情報をネットの海に放流したいと思います。
来年以降出場する人とか、興味持ってる人がいたら役立ててくれたらって思います。役に立つとは言ってませんが。
予選敗退ごときがこんな記事書く資格あるのかって?ほならね、自分が書いてみろっていう話でしょ?私はそう言いたいですけどね
(第11回大会の情報です)
エコノミクス甲子園って何なん?
正式名称は「全国高校生金融経済クイズ選手権」って言うんだね。初めて知った。
でもそのようなことを学校ではほとんど教えてくれないし、この「金融知力」に触れる機会なんて今までなかったのではないでしょうか。そこで、高校生に楽しみながら金融・経済について学んでもらうためのクイズイベント「エコノミクス甲子園(全国高校生金融経済クイズ選手権)」が誕生しました。
最初の関門は全国各地で開催される地方大会。出題される問題は単純な金融経済の知識でなく、新聞やニュースを元にした時事問題や、お金に関するトリビア、より生活に根ざした家庭科など、幅広く「お金」に関する知識が問われます。
ライバルを押しのけて地方大会で優勝すると、その地方大会の代表ペアとして全国大会にご招待。全国大会には、全国の地方大会を勝ち抜いた精鋭ペアが集結。ここでも様々なクイズを行い、見事全国優勝を果たしたペアには、優勝賞品としてアメリカ・ニューヨーク研修旅行がプレゼントされます!
なんて公式サイトには書いてありますが、簡単に言うと金融の知識をみんなで付けて競い合おうぜ!っていう大会です。
1チーム2人で戦われるこの大会。
何と言っても目玉は優勝商品のNY旅行!!!!!!
(ここでアメリカ国歌が流れる)
いやーもう主催者さん太っ腹すぎでしょこれは。さすが銀行と国の力!!
各地の地方銀行主催の「地方大会」を勝ち抜いた各大会1チームが、全国大会へ進出することができます。
また、「インターネット大会」なるものもあり、地方大会の日に何かあって参加できない人はこちらに参加することができます。
残念ながら和歌山県では地方大会が行われていないので、インターネット大会にしか参加することができません。和歌山県のみなさん、ご愁傷様です。
全国大会に進出した場合、会場の東京までの新幹線代・飛行機代・宿泊費は全部大会持ちという太っ腹ぶり。さすが銀行と国の力!!(2回目)
参加費は無料です!(ここがミソ)
地方大会でも弁当が出ます!
以下のみなさん、ごちそうさまです!
参加するには?
参加するにはインターネットからエントリーする必要があります。
- 学校名
- チーム名
- 住所氏名電話番号など
「全国高校生金融経済クイズ選手権」と言うだけあって、高校生しか出られません。
学校の所在地によってどの地方大会に参加するかが決まります。
なので「あの県はレベルが低いからそこの大会に出る」なんてことは転校しないとNG。
チーム名は8文字以内なら基本的にOK。
よっぽど卑猥なものや差別的なものじゃなければ通りそうな雰囲気でした。
住所氏名は、後ほど郵便物が送られてくるので正確に記入しないと損します。
メールアドレスもしっかり受信できる状態にしておこう。
注意すべき点はエントリーをする日。
大会ごとに締切日が決まっているのでそれを守るのはあたり前ですが、募集チーム数に達した場合エントリーできなくなります。
また(ココ重要)、エントリーが遅いと事前学習資料が届くのも必然的に遅くなるので不利になります!!
早めにエントリーしておきましょう。
勉強はどうすればいいの?
エントリーすると、さっき言ったように事前学習資料が届きます。
ダンボールに入れて。割りと多めに。
こんな感じ。毎年同じかな?
分野は大きく分けて2種類。「金融」と「保険」です。
当日の問題は、やはり配られた資料から多く(ていうかたぶん全部)出ます。
配られる資料は本屋に売ってそうな本や保険の案内までいろいろ。
これとか普通にいい値段しちゃうし。
参加費無料なのに「え?こんなにもらっていいの?」とこっちが困ってしまうほど、ありがたい教材の数々です。
もう銀行や国の力って偉大ですね。銀行に就職したい。
僕の勉強法(予選敗退しただろお前)はこちら。
- 用語集をすべて覚える(友人とクイズを出し合いながら)
- 用語を理解した上で、他の資料を読む
- 政治経済の教科書もお守り代わりに攫っておく
です。
用語集は金融の内容なんで、保険分野が手薄になりがち。しっかり保険の資料を読んでいるかが本番の鍵を握ると思いました。
本番は用語集の文章そのまま出題される訳ではないので、意味をしっかり理解しておくことも大事だと思います。(これはあたりまえ)
これさえやっておけば、筆記は満点狙える!
僕が個人的に驚いたことですが、(恐らく)大会前最後の平日に最終確認の電話がかかってきます。前もって知っておくといいと思います。
当日の流れは?
指定された会場に現地集合です。
受付で身分証明証(学生証)を提示して出場登録。
緩めの雰囲気なので忘れても何とかなりそう感が実際ありましたが、忘れて焦るとクイズに影響が出そうなのでしっかり持っていきましょう。
受付後他のチームを初めて確認しましたが、みんな真面目すぎでは。
Twitterで見た感じ、他県では言わば「記念受験」的な参加者がある程度いたんですけど…。みんな…ガチ勢……。
あとで聞けば皆さん「クイズ研究会」ということ。クイズ研究会の中にクイズド素人が放り込まれたような気分になりました。
TwitterなどのSNSで他の参加者を予め把握しておくと、交流ができ緊張も解れるのでいいと思います。
会場はカメラマンが常に写真を撮りまくっていたり、ビデオで撮られたり。
でも緊張と集中からか、そんなこと全く気にしないものなんですね。
開会式が終わったかと思ったら、すぐに予選が始まります。
第1ラウンド:筆記
30分で50問の4択マーク方式。
得点は正解すると2点、不正解で-1点の100点満点です。
わからない問題は答えないのも一手ですが、高得点を狙いに行くには一か八か解答するのもまた一手。
事前に解いた日経の入社試験と比べると、全然難しくない。
問題を挙げることは出来ませんが「なめてんの?」といったレベルの問題もいくつか出ます。僕が言えませんが。なめてたから予選敗退なんです
この間に昼食があり、用意していただいた弁当を他のチームと食べます。
第2ラウンド:早押しクイズ
3問勝ち抜け方式。
1問正解で5点、最初に勝ち抜けたら5点の20点満点です。間違えたら1回休みです。
4チームごとに行われました。(8問出題されたら終了)
やはりクイズ研究会は強い、その一言に尽きます。
金融とあまり関係ない「ご当地問題」も出るので、直前に勉強しておくといいかも。
いかに勝負して、いかに問題を正確に聞き取って、いかに早くボタンを押すか。
気持ちを楽にするためにも、第1ラウンドで高得点を取っておくことをおすすめします。
決勝:フリップクイズ
第1・第2ラウンドの合計点数上位6チームが決勝に進めます。
毎年面白い方式のクイズが出されることで有名です。
1問正解すると10万円がもらえ、正解したタイミングでそのお金を使い株を購入することができる。(貯金することも可能)
(正解したチーム数+1)×1万円が株価で、問題ごとに株価が変動する。
①持っている株の数 ②残金 ③予選の順位 で総合順位が決まります。
要するに、皆が正解していない問題に正解すれば株をたくさん買えて勝ち!というゲームです。
どこで投資するかが鍵になってきます。まさにマネーゲームと言った感じ。
フリップに制限時間内で解答し、一斉オープン!といった方式でした。
漢字の間違えは不正解。平仮名で書けば正解。
自信がなければ平仮名で書くのがベストですね。
優勝チームはここで決まるわけですが、優勝した途端芸能人のごとくフラッシュをたかれインタビューが行われているのが印象的でした。ていうか草生えた。
優勝チームに、メダルと副賞として1万円の図書カードなど、そして全国大会用の学習資料とカードゲーム「エコノミカ」が。
準優勝チームにも、メダルと副賞の野球チケットが贈呈されていました。
参加賞にも1000円の図書カードが入っていて、交通費を考慮しても得しかない大会でした。
まとめ
- 損しない!最高の大会!
- 金融と保険について詳しくなってニュースが楽しい!
- 受験で政経を使う人には、経済分野に強くなれて良い!
そんなわけで、最高の大会でした。はい。
もうね、文句言う所なんて一つもないですよ。ほんとに。
来年も出たい、そんな大会でした。来年は全国NYに絶対行きたい
閲覧ありがとうございました
拙い文章でごめんなさい。
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